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日本にアートは根付く?-海外アートバブルとアートフェア東京
第3回目となるアートフェア東京2008が4月4日から6日まで、東京国際フォーラムにて開催された。 アートフェアとは「現代美術の見本市」のようなもの。ディーラー、コレクター、美術関係者の交流の場としても機能する。 世界各国 […]
- タグ: マネー
工芸の突破口-vsデザインから考える
先日CO-CORE研究会にて作品展示及び研究発表の大役を仰せつかり、参加してまいりました。 CO-COREとは「異文化相互批評が可能にする高度人材育成」プログラムの総称であり、文科省に採択されたプログラムで、 多摩美術大 […]
金属造形の歴史【伊藤廣利/鈴木治平/伊藤祐嗣】
わたくし赤井の専門である『鍛金』。この分野どういうわけだか非常におもしろい作品を生み出し、時代をリードする造形を世に誕生させてきているにも関わらず、一般にはあんまり知られてちゃいない。作品を世に紹介する役割を持つはずの評 […]
旧朝香宮邸とアールデコと違和感と
先日東京都庭園美術館に行ってきました。 朝香宮[あさかのみや]邸として1933年に建てられた建物が現在美術館として公開されているところです。 その敷地内に庭園(日本庭園、西洋庭園、芝生公園の3つからなります)があるのです […]
いいカメラは人の行動をも変える-canon G9
おろかにもスペインで貴重品類を丸ごとパクられ、なんとか日本にたどり着いた金属を風船みたいに膨らませてアートする赤井太郎ですが、そのおかげでカメラを新たに買わなきゃならなくなりました。どうもこういう仕事柄、カメラがないと話 […]
- タグ: 写真
人は皆2本足で歩く-環境は個人の思考をどう規定するか?
人々は2本足で道を歩き、 車は4つのタイヤを道路にぴったりあてて走り行き、 昼になればみんな町をそぞろ歩き、 夜になったら酒飲んで寝ちゃう。。 その意味ではヨーロッパも日本も全然なんにも変わらない。 そりゃ思考や、価値観 […]
Survival in Spain – 異国ですべてを失った時
10月の末からおよそ半月ほどヨーロッパをふらふらしてきました。アイルランド、ドイツ、イタリア、スペインを駆け足で。とてもエキサイティングで楽しい充実した旅行でしたが、最後の訪問国スペインはバルセロナに着いたとたんにやられ […]
日本橋三越に物申す!?
先月の末に『日本伝統工芸展』に行ってきました。 この日本伝統工芸展というのは、日本工芸会というところが主催する公募展で、 いわゆる世間一般の『工芸』というもののイメージを作り出しているのがこの団体といってよいんじゃないか […]
コミュニケーションは不完全だという前提
無事に神奈川県美術展の搬出が終わりました。 見に来てくださったすべての方に運営をしてくださったすべてのスタッフに感謝いたします。 本当にありがとうございました!! 写真の男性は展示していたほかの作家さん。 アートは表現で […]
- タグ: コミュニケーション
FONの発想-ケータイがタダに!?
前回googleはアーティストか? なんてことを書きました。 その際『へたをすると近いうちにただで携帯電話が使えるようになるかもしれない』 てなことに触れました。 というわけで今日はそのお話。 photo credit: […]
- タグ: Web
Googleはアーティストか?
いやぁ、台風すさまじかったですねー!!! 皆さんは無事にやり過ごせたでしょうか? ご無沙汰してます鍛金アーティストの赤井太郎です!? アーティストなんて名乗ってみたけれど、どうなんでしょう? アーティストってのは、訳のわ […]
- タグ: Web
ベルトサンダー
切削・研磨の機械。写真左側の紙やすりみたいのが高速回転します。 ホント機械って便利ですねえ。自動紙やすり機(w) 良くも悪くも機械ってのは非常に効率がいいし、それがあることで作るものすら変わってくる。ベルトサンダーあった […]
バフ
ピッカピッカに磨きたいときこの機械を使います。 スイッチ入れると両端の丸いヤツがウィーンと回転します。 なおその際に赤棒、白棒、青棒と呼ばれる研磨剤を使うとより効果的です。ちなみにこの「棒」達はそれぞれ粒度が違いまして、 […]
おすすめのアートなメルマガBest3!
photo credit: misterbisson メルマガ。 メールマガジン。。 みなさんはどの位のメルマガを購読してます? わたしは主に経済・経営系のメルマガと、アート系のメルマガを読んでます。 メルマガというもの […]
旅-コミュニケーション-アート
先輩の金属造形作家、留守玲さんが出展している<素材×技術>からフォルムへ-布と金属- を見に行きました。愛車のSV400Sで。実は私赤井は大のバイク好き。つくばエキスプレスなんてニューカマーも面白いかも、とも思いましたが […]
- タグ: コミュニケーション
美術・工芸はいつどうやって誕生したのか?
どのようにして現在の「美術」というのは成立したんでしょ?言い換えればどのようにして「美術」と「工芸」は分離したのでしょうか? 官主導による美術概念の形成 明治初期の美術は、実質的に工芸を中心として展開してきました。そして […]
長い一日。一日は本当に24時間!?
昨日はほんとうにながーい一日だった。私はスモーカーだ。 おおよそ一日1箱弱の煙をたのしむ。昨日は一箱じゃあ足らなかった。
ご存知のとおり、一日は24時間。これは誰に対しても同じ。 平等に与えられている。でも果たして本当にそうなのか?
アーティストのためのウェブサイト講座入門
アーティストがウェブサイトを持つメリット 個人として活動するアーティスト(美術作家にしろミュージシャンにしろ)にとってウェブサイトは、情報発信の手段としてなくてはならないツール。アーティストってのは作品作ってるだけではダ […]
- タグ: Web
悲鳴をあげたMY金槌
私は今までにない表現方法を模索して制作してます。 そのため、色々と専用の道具を自作しているのですが「不絞」と私が呼んでいる一連の作品シリーズの制作のために自作した金槌がついに悲鳴を上げてしまいました…。 度重なる尋常でな […]
知らぬ間に浸透してる「ぐろーばりぜーしょん」
ワーキングプアと叫ばれるようになって久しいが、そんな最中民主党が「時給最低1000円を目指す」らしいです。
一見すると「やったー☆」なんて言っちゃいそうなこの改正案だけどほんとにそうなのか?
頭に「ツノ」のある男
このところアホみたいに気温の高い日が続いております。 本日の八王子の気温は30度だとかなんとか… おいおい、まだ5月だっつーの、ってオテントサンにノリ突っ込みしちゃいます。 そんな五月にあるまじき暑さの日に、、、な、なん […]
いいものは決して安くはない-大量生産方式が産み出した相場観
リビングデザインセンターオゾンでの展示販売OZONEクラフトマーケットが終了しました。お買い上げ頂きましたみなさま、ありがとうございました! お手入れ方法のご質問などありましたらお気軽にご連絡ください。 展覧会前には頻繁 […]
「マジ」のためのレシピ。
最近寒さがぶり返してますが皆さん体調崩してませんか? 金槌を風船のように膨らませてしまう技法を編み出しアートする赤井太郎はバイク好きのバイク馬鹿なので、雨が降ろうがブタが降ろうが毎日バイクに乗ってます。 …なので雨は本当 […]
美術・工芸という世界のリアル
今日は嘘つきのための免罪符『エイプリルフール』でしたが皆さんどんな嘘をつきました?私はすっかりエイプリルフールだという事を忘れていて、嘘をつき忘れてしまいました。。あー残念…!!。 話は変わって、銀座はギャラリー田中での […]
美術作家は生きていけない。という前提
急遽、ギャラリー田中さんにて作品を展示していただけることになりました。 「金属の種蒔き」展。 有難い事です本当に。 今年3本目の展示になります。去年は9本の展覧会に出品しました。 すごいアバウトに言えば月1本弱のペース。 […]
- タグ: マネー
コミュニケーションツールとしてのアート
「彼らは金属で何をしたのか?」展 現在好評開催中であります。今日は本当に多くの人たちが来てくれた。
高校時代の友、ともに美大目指して勉強していた連中、学部時代切磋琢磨しあった仲間、親戚のおばちゃん、半ば強引にお誘いしてしまった彫刻作家さん、大学の先生、たまたま昔の展覧会を見に来てくれていたスウェーデン人、一度も会ったことのない母の昔の友達。。…あげればきりがない。
- タグ: コミュニケーション
展覧会オフィシャルサイトのススメとその作り方
ル・デコ1Fで開催される「彼らは金属で何をしたのか?」のオフィシャルサイト制作いたしました!! 作り方はいたって簡単です。 HTMLでタグを打ちまくり、写真素材をフォトショでいじり倒し、ロゴやマークをイラレでつくり、cs […]
- タグ: Web
あけましてダンボールアート-ecoとダンボ
新年明けましておめでとうございます!!今年もどうかよろしくお願いします。 ということで新年のご挨拶が遅れちゃいました。 有難い事に年明け早々とっても多忙な日々を過ごすことができまして、サイトの更新が滞っておりました。 申 […]
トナカイ犬
なんと自宅で新種の犬を発見!!?? なんつって、これ実態は我が家の愛犬cocoとトナカイになれる犬用洋服。 あまりにも面白かったのでご報告。 なんとこの珍ファッションが1500円で手に入るそうです。 ん~プライスレス。。
アートに必要なもの=底上げ
photo credit: Joe_Andrews 最近ひたすら制作を続けてます。 普段なら使わない技法や、やらない作り方、作る際の筋道をすらも変えてみたりして色んなモンを作ってます。 近々UPするつもりなので楽しみにし […]
4000Hzの魔の手-金工作家へ忍び寄る
実はわたくし今年に入って、ってゆうか先月、救急車なるものに乗りました。 「ピーポーピーポー」って赤いランプ回しながら走るアレです。 すごいめまいに襲われて立ってらんなくなったんですわ。 加えてその前日に頭を強く打っていて […]
- タグ: 鍛金
”アーティストが作品を売って生活することは不可能”という前提
強烈なタイトルですね~。 「アーティストが作品を売って生活することは不可能」 我ながら恐ろしいタイトルをつけてしまったな。。あえて注意書きをしておきますと、「アーティスト」ってのは「ミュージシャン」のことではありません。 […]
- タグ: マネー
銅の価格高騰
ここのところ銅の値が上がりに上がりまくって止まらない。。(2006年) 銅を専門に使う私としてはまさに死活問題にまで発展してきています。マジです。。 それを裏付けるかのように最近銅屋根や電線等のケーブルの盗難が多発してい […]
金属工芸はあれから一体何を成し得たのか?-東京国立博物館見聞録
前回の若冲の回の最後で書いたよーに、東京国立博物館で見つけたド偉いモンをご紹介いたします。金属工芸関係者各位、必見ですぞ。。 いやあ・・・衝撃。。 場所は上野にある東京国立博物館の平成館1階の考古展示室。ここには、縄文時 […]
金属の発色技法-金属は化学変化で色を出す-
金属工芸と呼ばれる世界では伝統的に金属を科学的に変化させ、さまざまな色を出す技法が伝えられています。そんな金属着色技法の世界をちょっと垣間見てみましょう。
- タグ: 色
変態、奇才、大天才=伊藤若沖
先日岡本太郎の「明日の神話」と国立博物館で開かれていた「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」、そして青山スパイラルで開かれていた東北芸工による「明かりと素材」展を見てきました。 色々思うところが大いにありまして、書き […]
いろんな色の金属-金属カラーギャラリー
ここでは金属の種類を、色別に見ていこうとおもいます。
金属の色っていうのは、絵の具や、塗装の色とは根本的に違うもの。 それは、「光っている色」!!だからです。
技法を学ぶことは牢獄に入るということ
工芸という分野に身をおいていますと、どうしても「伝統」みたいなもんがつきまとわってきます。 いや・・・違うな、どちらかと言うと伝承という意味に近いもので、技法ナリ、 作る方向性ナリ、造形思考(作るに際して、拠って立つ考え […]
- タグ: 技法
"芸術とは何か?"ということについて考える
credit: agushedem その昔マルセル・デュシャンは「泉」という作品により、美術は美術館に置かれることにより成立するということを示した。またポップアートの第一人者 アンディー・ウォーホルは美術を美術足らしめる […]
宮崎駿監督デザイン、日テレ巨大からくり時計が汐留に完成
以前私がちょっぴり制作をお手伝いをしていた例のからくり大時計が完成した。 そう、宮崎駿デザインと言われている汐留は日テレのからくり大時計だ。あれだけの規模の仕事にもかかわらず特に大きな事故もなく無事終わったことが何よりだ […]
アートの効用:作品を媒介にしたコミュニケーション
無事スパイラルでの卒業制作展が終了しました。まず足を運んでくださった方々に、サポートしてくれた人たちに、そして卒展を成功させようと動いてくれた仲間たちに感謝します。ありがとうございました。まだ正確に集計してませんが前期通 […]