鍛金
メタルに遊ぶ (創作市場46)
私が制作協力をさせて頂いた「GRAPHIC METAL」の出版社であるマリア書房さんから「メタルに遊ぶ (創作市場46) 」をご献本頂いたのでそのご紹介を! 内容 金属を素材としたクリエイティブな世界を、その制作の現場や […]
鍛金
金属工芸技法の一つで、平たく言えば金属を叩いて加工する技法のこと。 鍛金には大きく分けて、絞り技法、打ち出し技法、鍛造技法の三種類がある。その起源は人類が「金属」を発見したのと同時に生まれたものといえよう。多分銅鉱石かな […]
絞り
当て金と呼ばれる様々な曲面を持つ鉄の塊の上に金属の板材を置き、それを金槌で叩き立体を成形する鍛金技法のひとつ。 この技法が面白いのは、例えば一枚の円形の紙をお椀形にしようとすると、中心部分はほとんど変化せずに済むのですが […]
当て金
絞り技法に必要な様々な曲面を持つ鉄の塊。 その大小・カタチはそれこそ無限に近く、市販されてはいるが基本的には制作するものに応じて鍛造により作る。 写真の後ろの方に見えるのが木台と呼ばれるもので、その木台に当て金を固定し使 […]
鍛金の実際
鍛金界の大御所、山下恒雄・石川充宏・安藤泉の三氏による『鍛金作家の、鍛金作家による、鍛金作家のための本』です!! 鍛金を実際にやってみたいという方の必須バイブル書籍。絞り技法の聖書。 鍛金のメインとなる絞り技法の過程が写 […]
金工の着色技法
金属の伝統的な着色技法のすべてがここにあります。 着色技法を1冊まるまるカバーしている本はこれだけです。 金属着色技法とは、、 金属の表面に様々な化学変化を人工的におこさせ皮膜を作るというものです。 目的として、金属に様 […]
板金工作の実技
美術学校で教わる金工技法は、鍛金、鋳金、彫金と、伝統技法中心で、現代的金属加工技法というのは教わることはないのではないでしょうか。 しかし一歩視野を広げてみると、世の中には様々な金属加工の方法と言うものがあり、それらの発 […]
CONFORT『金属の味』
ほんとうはあんまり教えたくない赤井太郎の超おすすめ雑誌です!! インテリア・デザイン・建築を結ぶ雑誌コンフォルトの2005年2月号。 まずこのコンフォルトは写真が高繊細でとてもきれい。 質の高い写真で構成させるオールカラ […]
西尾康之と鍛金的造形
西尾康之、非常に奇異で興味深い作家である。「興味深い」ということに関していえば、それは作品、方法論はもちろんのこと、その西尾氏本人自体に関してということである。 西尾康之とは?と聞かれた際、名前の次に想起されるのは「陰刻 […]
工芸の突破口-vsデザインから考える
先日CO-CORE研究会にて作品展示及び研究発表の大役を仰せつかり、参加してまいりました。 CO-COREとは「異文化相互批評が可能にする高度人材育成」プログラムの総称であり、文科省に採択されたプログラムで、 多摩美術大 […]
金属造形の歴史【伊藤廣利/鈴木治平/伊藤祐嗣】
わたくし赤井の専門である『鍛金』。この分野どういうわけだか非常におもしろい作品を生み出し、時代をリードする造形を世に誕生させてきているにも関わらず、一般にはあんまり知られてちゃいない。作品を世に紹介する役割を持つはずの評 […]
湯床吹きの実際
古来から行われていた、地金つくりの秘法「湯床吹き」をご紹介。
「湯床吹き」とは、溶かした金属をお湯の中に流し入れ地金をつくる技法のこと。
鍛金と生業
このところ、友人の仕事の手伝いをしていました。都内某所のホテルにはいっているレストランの内装の仕事。鉄と銅によるパーテーションやら引き戸やらをつくってました。いわゆる鍛造のお仕事です。結構な額の仕事です。 屋外での作業も […]
悲鳴をあげたMY金槌
私は今までにない表現方法を模索して制作してます。 そのため、色々と専用の道具を自作しているのですが「不絞」と私が呼んでいる一連の作品シリーズの制作のために自作した金槌がついに悲鳴を上げてしまいました…。 度重なる尋常でな […]
美術・工芸という世界のリアル
今日は嘘つきのための免罪符『エイプリルフール』でしたが皆さんどんな嘘をつきました?私はすっかりエイプリルフールだという事を忘れていて、嘘をつき忘れてしまいました。。あー残念…!!。 話は変わって、銀座はギャラリー田中での […]
4000Hzの魔の手-金工作家へ忍び寄る
実はわたくし今年に入って、ってゆうか先月、救急車なるものに乗りました。 「ピーポーピーポー」って赤いランプ回しながら走るアレです。 すごいめまいに襲われて立ってらんなくなったんですわ。 加えてその前日に頭を強く打っていて […]
金属工芸はあれから一体何を成し得たのか?-東京国立博物館見聞録
前回の若冲の回の最後で書いたよーに、東京国立博物館で見つけたド偉いモンをご紹介いたします。金属工芸関係者各位、必見ですぞ。。 いやあ・・・衝撃。。 場所は上野にある東京国立博物館の平成館1階の考古展示室。ここには、縄文時 […]
宮崎駿監督デザイン、日テレ巨大からくり時計が汐留に完成
以前私がちょっぴり制作をお手伝いをしていた例のからくり大時計が完成した。 そう、宮崎駿デザインと言われている汐留は日テレのからくり大時計だ。あれだけの規模の仕事にもかかわらず特に大きな事故もなく無事終わったことが何よりだ […]
金工の道具たち
鍛金独自、とは言いがたいけれども絶対に必要な道具たち、すなわち金工の道具・工具について写真付きで解説。
鍛金に必要な道具たち-金槌/当金篇-
鍛金を鍛金たらしめる『当て金』と『金槌』。写真で詳しく見てみましょう!
鍛金の歴史と分類
伝統的な金属加工技法である鍛金。その歴史と分類を体系的に解説!
鍛金とは何か?
みなさんは「鍛金-たんきん」ということばを聞いたことがありますか?普通はあんまりないですよね(w)「鍛金」とは金属をたたいて加工する技法のこと。現代の鍛金は、伝統工芸的な仕事からアート、デザインに至るまで、さまざまな領域でその先進的な造型を生かしています。