絵は言葉である。
それ自体に意味を持っている。
その意味を読み取る文法と辞書が、「言葉」と同じように「絵」にもある!?
絵を読み解くための辞書というものが昔はあったそうです。
びっくりですね!
本書によればその辞書にしたがって昔の人々は絵を描いていたそうで。
とてもおもしろかったですこの本。
図像学的な見地から絵をみていくのですが、つまるところそれは絵に行き着くのではなく、時代背景や社会通念などに話が及んでいくところが 本書の魅力。
洞察力をつけたい方におすすめ!!
対談形式なのでとても読みやすく知的な会話に富んだ好著。
- 絵は言葉である
- アイコノロジーの諸相
- 言葉のイメージと絵のイメージ
- 絵に文法と辞書がある
- 説得技術としての造形
- イメージ・コミュニケーションの論理操作
- 造形の機能
- 美と自然の関係
- 絵と自然の繋がりを読む
- イメージとサイン
- 理性的認識と感性的認識
もっと詳しく絵の言葉をみてみる。