書評空間-おすすめのアート・デザイン本

『アーティストになる基礎知識Part2』美術手帖

  • 最終更新日 || 2010/09/19

美術手帖『アーティストになる基礎知識』2005年2月号

Author
美術出版社
Publisher
美術出版社
Day
2005/1/17
Size
21.3 x 15.3 x 1.8 cm
Page
雑誌
Value
Tag

以前ご紹介した『アーティストになる基礎知識』美術手帖2005年2月号の続編が発売されてました。全然知らなかったのですが・・・。
まぁ前編をご紹介した手前こちらも買って読んでみました。

「アーティスト」になる基礎知識Part2』の概要

前号の”アーティストになるための方法”と比べて今号は”社会とどう付き合うか?”みたいなところに視点が当てられています。大きく分けて『アーティストの仕事』と『アーティストって何だろう?』の二部構成。『アーティストの仕事』の内容は以下の通り。

  • 制作環境を整える
    • アトリエ
    • マネジメント
  • キャリアアップ
    • コンペティション
    • 公募団体展
    • アーティスト・イン・レジデンス
    • 助成と協賛
  • アーティストが収入を得る場
    • 展覧会
    • 国際展
    • パブリック・アート
    • アートイベント
  • 社会の中で生きていく
    • 税金
    • 著作権
    • アーティストのトラブル
    • アーティストの人生設計

「アーティスト」になる基礎知識Part2』のオススメポイント

税金やら著作権なんかについては『とりあえず知っとけ』程度のもので、深く突っ込んだ話はなく、企業家向けのサイトや本なんかで勉強したほうがいいのだけれど、まだ漠然とアーティストになりたいと思っているだけの人には読む価値ありかな。アート特有のシステムであるレジデンスや国際展、アートイベント、助成と協賛のあたりは知らんことがあったりするので勉強になった。

まぁ知っている人は知ってるし知らない人は全然知らないような内容だろう。なにせこういった情報は本という形でまとまって出てはこないですから。

二部目の『アーティストってなんだろう?』は作家でもないおっさんたちが、アートの周辺にいて作品を作りもしないのにアートを餌に飯を食っているようなおっさんらが好き勝手なことを言ってるコーナー。亭主が出勤した後の、おば様方の井戸端会議はとうの本人たちには楽しいおしゃべりの場でありますが、はたから見れば無責任な暇つぶしに過ぎないのであります。

ただ東谷隆司の『アー・ユー・ハッピー、今アーティストに必要なもの』という件は、ツクリテの現場というものを肌で理解し、そこに発生する問題と考えるべきものとを的確に文章にしていて読む価値ありと思いました。

まぁ一読しといて損はないでしょう。
読めばアーティストになれる!!わけないですけどねモチロン。
興味のある方は前号『アーティストになる基礎知識』美術手帖 もご参照あれ。

amazon.comで「アーティスト」になる基礎知識Part2/美術手帖をcheck!

Pocket
LINEで送る

「アート×現場」の公式Facebookページ

MoMAstore
現代美術情報サイト:アート×現場 アーティスト赤井太郎によるアートの現場の情報サイト『アート×現場』

Latest Newsお知らせ

新着情報一覧へ

Latest Post 新着記事

Tag Cloud タグ

彫金 アートとは? ビデオアート 音楽 現場 道具 造型論 パフォーマンス デザイン イラレ 写真 美術概念 美術史 文化 技法 工芸概念 コミュニケーション 東日本大震災 鍛冶屋 マネー Web 展覧会 オークション ジュエリー 金属 世界のアート 工芸 鍛金 動画 作品

赤井太郎アート作品集

Copyright © AKAI Taro

powered by wordpress thanks a lot! ~  総ページ数:277

ページトップへ