美術学校で教わる金工技法は、鍛金、鋳金、彫金と、伝統技法中心で、現代的金属加工技法というのは教わることはないのではないでしょうか。
しかし一歩視野を広げてみると、世の中には様々な金属加工の方法と言うものがあり、それらの発想、考え方は作品制作に新たな光を当ててくれるような気がします。
この本は鍛金と同じく金属の板材を造形する板金の技術をイラスト入りで分かりやすく紹介してあり、金属板での作品制作に新たな展開をもたらしてくれます。
金属板を造形する現代の技法=板金と捉えると、板金を学んでみるメリットが見えてきます。
ちょっと目次は書ききれないので大まかに…
- 1.板取り
- 2.切断及びせん断加工
- 3.折り曲げ加工
- 4.打ち出し・絞り加工
- 5.ひずみ取り
- 6.板金の接合
- 7.技能検定実技課題の実例
- 8.展開図の描き方
- 9.板金材料の種類とJIS規格
もっと詳しく板金工作の実技を見てみる