多摩美術大学工芸学科。
1997年、油科陶コース、プロダクトデザインクラフト専攻が合流し、陶、金属、ガラスの3つのプログラムをもつ工芸学科としてスタート。
初代学科長で焼き物の中村錦平氏が中心となって立ち上げる。 当初は工芸という言葉が適切ではないとして「工作学科」を申請するも却下なんて歴史があったそうだ。
東京芸大とは異なり、各専攻素材ごとに入学試験を行い、4年間を通して一つの素材と向き合うことが特徴であったが、 05年入試より2年度より素材選択、という変更が加えられた。
また金属専攻では新たに彫金コースが設けられるなど、 設立8年目にして変革の年となっている。このゴタゴタ具合が工芸における現状は楽観できないものと感じさせる。
まぁ少子化の影響もあろうかとは思いますが・・・。