当て金と呼ばれる様々な曲面を持つ鉄の塊の上に金属の板材を置き、それを金槌で叩き立体を成形する鍛金技法のひとつ。
この技法が面白いのは、例えば一枚の円形の紙をお椀形にしようとすると、中心部分はほとんど変化せずに済むのですが、ふちの方に行けば行くほど紙同士が重 なり合ってしまいます。しかしこれを金属の板で、この絞るという技法を使えば、しわになることなくお椀形が出来るのです。簡単に言えばこれは金属の展延 性、つまり伸びたり縮んだりという性質を使っているわけです。とは言っても分かりずらい思うので、今後特集を組みます。期待してくださーい。