イブ・サンローラン(いわずと知れたフランスのデザイナーですね)が収集していた美術品など733点がオークションにかけられていらそうで、その落札総額がなんと3億7350万ユーロ(約460億円)だったそうです。
ちなみに収益はエイズ研究の基金に寄付されるとのこと。
photo credit: Rachid Lamzah
不況だなんだと騒いでいるこのご時勢にこの金額。733点すべてが競り落とされたとしても1作品あたり6000万以上だからとんでもない額ですよね。
収益がエイズ研究基金に募金されることや、個人でこれだけの美術作品を収集していることや、富裕層のみならず内覧会に3万人以上が押しかけたことや、フランス政府も16億ほど費やして作品を購入したことなどを考えると、芸術・文化に対するフランス人の考え方が日本人とのそれとは明らかに違うんだろうなとおぼろげながらもはっきりと感じますよね。。