大阪日日新聞にアートパフォーマンスの記事が掲載されてました。
アートというよりパフォーマンスの話題ですが、日本にもこんな活動してる奴らがいるんですよね。
日常の当たり前をちょっと変質させてやることで何かに気づく。
電車の中で踊る。
踊ることは日常ですが、それが電車の中で行われるだけで何か自分たちが当たり前と思っていたことが実はすごくあいまいで不確定なものなんだと思い至る。
一言で言い表せる内容じゃないですけど、あえて一言で言うならとっても大事なことだと思います。
まぁぼくなんかはそんなこと許しちゃう京阪電車の懐の広さ、いや文化への理解に「キュン」ときちゃったりするんですけど・・
以下抜粋
ダンス舞台は電車内 京阪電鉄、不思議空間に
2009年5月11日
電車内が劇場に変身-。
京阪電車の車両を貸し切って五組のダンサーが躍動感あふれる演技を披露する“ダンストレイン”が十日、大阪府北東部の約二十二キロを駆け抜けた。
身近な電車を劇場空間にすることで気軽にダンスを楽しんでもらおうと、特定非営利活動法人「ダンスボックス」(神戸市)や京阪電気鉄道(大阪市)らでつくる「中之島コミュニケーションカフェ」プロジェクトチームが実施。枚方市駅からなにわ橋駅までの二十五分間、日常空間を「非日常の世界」へと変ぼうさせた。
車内では、白塗りの着物姿の女性や、水着のような衣服の男性四人組など個性豊かなダンサーが出演。走り回ったり、寝転んだりと多彩なパフォーマンスを披露した。
下車後は、客が印象に残ったシーンを画用紙に描き、その絵からダンサーが即興で踊る参加型イベントなども開かれた。
家族と参加した松尾豊々子ちゃん(7つ)は「踊っている人が横に座ってくれて面白かった」とダンサーを身近に感じて喜んでいた。
同法人の大谷燠代表は「ダンスの楽しみ方を街中に広げていければ」と話していた。