「NPO」
どうにもこうにも実感がわかないこのコトバ。
意味は分かれど参加してみないと体ではわからんのがヒトってもんだからしょうがない。
ただ前々から気にはなってたそんな折、twitterでnposchoolさんが全国アートNPOフォーラム in 舞鶴での議論の模様をつぶやいておられたので「おっ」と思い興味深く見ていたのだが、【なにせtwitterでは読みづらい】ということと、内容はまだちゃんと見てないけど【芸術NPOの現場からの貴重な情報】なのでもっとヒトの目に触れるべきだろうと思い勝手に1ページにまとめてみました。(あまり目に触れる機会がないなぁと思っていたもので)
twitterだと現時点ではtwitter参加者の目にしか留まらないからもったいない。
以下そのつぶやきをそのまま書き出しました。
時系列で最新のものから古いものへと書き出してあります。
関係各位、不適切であれば削除しますのでコメント欄でお申し付けください。(悪気はないつもりです・・)
アップ後すぐに当のnposchoolこと應典院の山口さんからご承認頂きました。
- 今回のフォーラムで決まったこと。本日(多分)アートNPOリンクに研究部会が立ち上がったこと。 もう一つ、来年のアートNPOフォーラムは立候補がなされて鳥取・鳥の劇場で開催されること。宮浦さんには難しい全体会の進行、お疲れ様でした! http://twitpic.com/oqkek
- 「ここで話されている課題は、別にアートNPOに固有の問題ではない。そもそも、組織の継続のために動くのはおかしい。ミッションが達成できたら解散していいはず。やめることが出来るのも、NPOの特徴。そんな中、便利屋で使ってもらえれば。」 http://twitpic.com/oqg9b
- 松原さん「やり方はある。知っている人がいる。だから、その人に手伝ってもらったらできる。すぐに研究会をつくって、議論して、提言をまとめる。で、すぐにシェアする。アドボカシーは連携し、何かを持って行くこと。そしてそれを繰り返すこと。」 http://twitpic.com/oqfi5
- 定刻で分科会は終了。皆さんのRTなど感謝です。昼食休憩を経て、分科会報告。機材無しゆえ紙でアナログプレゼン。「信用される団体になるには地域内で多(他)分野が、地域間で同分野が、各々の機能の違いを見つめるため連携を。」で、全体会へ。 http://twitpic.com/oq99u
- 中島さん、続き。「365日、24時間仕事をしている構えを持つように、と言っている。それくらいの姿勢を持つべしと思う。演劇で『戦場のピクニック』というものがある。みんながやめたがっているなら、やめられるのが21世紀。この議論ができたアートNPOリンクも期待したい。」
- 中島さん。「ファンドレイズというと行政からお金を持ってくることばかり考えていた。しかし、それだけではない、ということを見た。社会的に見て、芸術文化活動の意義は何か、それを捉え直していかないといけないと思った。
- 深尾さん。「めげそうだが、しんどいことを克服していく知恵を、舞鶴で、赤煉瓦倉庫で見いだしていったことがうれしい。パンフレットに注目して欲しい。そこには、<一部の自治体で住民税が控除」>とある。具体的には、舞鶴では今、寄付をして頂いても条例がないので控除されない。」
- 深尾さん、続き。「100年に一度の大改革と各所で言われている。その中で、他人任せにするのではなく、何ができるかと行動することが重要だろう。今、きょうとNPOセンターのスローガンは<連帯新時代>。古くさいことばと思われるかもしれないが、青臭く、可能性を信じている。」
- 締めのことばへ。まずは深尾さん。「行政の文句ばかり言ったように思われるかもしれないが、市民側の反省も含めて、本来の役割を見つめていこう、という話。自治の原点、地域のかたち、国のかたちを問い直す、ということ。単に組織ができて制度ができたらいいということではない。」
- 財務省主計局、文部科学省の担当の方。友人。レポート「主計局として精算払いに、という指導はしていないだろう。活動費の保証をしているのに、精算払いしかできないというのは、おかしいだろう。ただ、文化団体はガバナンスの問題で難しくしているのでは。例えば相撲協会。」
- 加藤さん、続き。「何で、どう、担保するか、ということ。例はマンションの大規模改修・修繕。国土交通省の費用をもらうのだが、概算払いができない。事業規模が小さすぎるから。ただ、そこは管理組合の積立金を切り崩せばできる。とはいえ、アートNPOはそうしたお金がない。」
- 加藤さん。「概算払いのお話。信用度がないのは、説明が上手がないことも大きな理由の一つだが、別の問題もある。それは、事業規模が小さすぎるということ。例えば国土交通省であれば、大規模工事だと概算払いをしないと工事が進められない。事業が遂行できない危険性の対応の一つ。」
- アサヒビール、根本さん。「企業メセナ協議会を通すことで、省庁へのスムーズに話が進むことがある。こういうのも、インターメディアリーの使い方。」
- 中島さんから、若林さんへ。フルコストリカバリー(訂正!)って?「直接人件費・間接人件費、両方まかなっていく、ということ。(googleの検索画面を表示)財務省に文化庁が説明できるように、きちんと資料を提示することが大切ではないか。」
- 若林さん、続き。「他を知っていますか、の問いかけに誰も応えがない、ということは、もっと他の分野を知らないと。あと、間接費・直接費の問題、フルコストデリバリーという議論がある。ちなみに別府の<混浴温泉世界>では、まちづくり系の助成を得ているが、ここも前払いが難しい」
- 企業メセナ協議会、若林さん。「インターメディアリー間の連携は大切。助成金の問題はアートだけで考えず、他のジャンルと連携して解決していけば、と。文化だけ被害者意識を持つのは妥当ではない。他の分野でも課題や問題を抱えているはず。」
- 深尾さん、続き。「指定管理業務も含めて、行政が、行政だけで自治のすべてができる時代ではない。そこで、自由度を高めていくためにも、お金の自由度を高めることが、融資や支援の仕組みをつかうことで出来ていくのではないか。中国地方は広島、島根、などでは連携が始まっている。」
- 深尾さん。「やってみないとわからないところ。認証の仕組みをこれから動かすが、みんなで鍛えあっていかないといけない。理想だけでは動かない。また、インターメディアリー間の連携もつくっていきたい。分野ごとの中間支援と、機能ごとの中間支援はつながれるはず。」
- 大澤さん。「広域的な展開をする中で、活動分野を同じ団体間で取り組むか、それとも、異なる団体どうしでやるのか?」
- 下山さんからのコメントを紹介。会場に笑いが。「祝電披露みたいですね」と。
- 佐東さん。「アートNPOリンクが担うことは、現実的に可能。大阪がどこまで進んだかわからないが、アーツカウンシル的な機能の一つ。民から民への動きのなかで、そういうことができたらおもしろい。あと、京都は確かに進んでいるかもしれない。」
- 加藤さん。「道州制に意味があるかどうかわからないが、こうした助成、融資、支援、認証、評価の仕組みは、広域でやっていかないと難しいのではないか。そこも視野に入れて検討していく必要があるだろう。」
- 加藤さん。「いい方向に議論が行っているなかで、悩ましいことがある。それは京都は恵まれているということ。一方で、鳥取で同じ仕組みが作れるか?理論的には県レベルだけで出来る。なので、行政の区域、単位にしばられすぎないといい。つまり、広域化するということ。」
- 深尾さん。「認証や評価の取り組みは、各地で、各分野で行われつつある。前のめりになってつくっていこうという雰囲気が生まれれば、ここに集まった意味がある」
- 深尾さん。「信用は貸し借りできる、と思った。財団の評議員でも、行政の人に参加いただいている。インターメディアリーは資源仲介の機能が重要。そこで、信用の貸し借り、金銭面以外で信用の創造をしていくこと、つまり支え合っていく取り組みをするのが重要」
- 吉本さん。「アートNPOリンクがピアレビューして、概算払いをしてもいいよ、ということはできるかも。説得材料が今はない。ゆくゆくは何か解決する素材ができるかもしれないが。これはニッセイでも芸術文化基金に提案したが、ステップを歩んでいくプロセスをつくったらいい。」
- またまた加藤さん、続き。「鳥の劇場の話を聞いて、これだけ廃校を作っているのが問題だと思った。廃校となるということは、共通の記憶が破壊されていくということ。年をとっていくと、ひしひしと感じている。創造的に活用されることで、地域の共同の記憶をつなぎとめる意味で重要。」
- 加藤さん、さらに続き。「最近、行政に近づいている気がした。行政と手を組む必要はない。民から民への流れをつくるのに傾注すべきではないか、としみじみ思った。」
- 加藤さん、続き。「文化団体を蔑視しているから。芸術文化の団体は、馬鹿にされている。持ち逃げすることはない、と、説得力を持ち、理解がなされないといけない。その手続きは丁寧にしていかないと。そして、あんたの省庁は遅れている、考え方を変えるべき、と訴える。」
- アサヒビール芸術文化財団、加藤さん。「仰っている通り。制度としては問題ないはず。文化庁マターの基金では、実現する可能性がある。むしろ、実現させないといけない。変える必要があり、変えなければならない。なぜ変わらないのは、持ち逃げする可能性があるとしているから。」
- 続き。「安心して、任せられない、頼れないから、ただ、しないだけ。逆に言えば、安心させられる仕掛けや仕組みをつくっていくことも大切。業界団体などはやっている可能性もある。悪いことをしよう、という意味だけでは、そうした団体がはびこるはずはない。」
- 深尾さん。「自治体の事業はほとんどが前払いをするようになってきつつある。法律上は問題ない。省庁の仕事をしたことがある。いろいろ仕組みをつくってきた自分たちも、体力がない団体。なので、いろいろ悩み、頼ったこともある。そもそも、運用のレベルで縛っていることが多い。」
- 中島さん。「県の取り組みでは、ある時点から、必ずしも精算払いではない、ということも出てきた。以前、契約書を持って行って、つなぎ融資を受けたこともある。」
- 続き「ただ、他の省庁では、というのもあるかもしれない。」
- S-AIRの柴田さん。「公的助成制度の概算払いがされない点にフォーカスを絞り、という点について、何か意見があれば聞きたい。深尾さんの例も画期的な例。しかし、現場からすると、資金の大きいところに取りに行かざるを得ない。○○庁、○○基金、など。多くが概算払い。」
- 中島さん。「今、古い幼稚園と小学校を使っている。地域の人たちが必ず通ってきた場所。それぞれの思い出が濃い場所。8割くらいが鳥取市から来られる。旧鹿野町の方々にも、少しずつ輪が広がっている。また、地域でワークショップに出て行くことも。そうして関係が広がっている。」
- 中島さん。「今後、芸術団体は、自らを語ることばを変えていかなければならないかもしれない。」
- 中島さん。「融資を得るときにも、NPOには前例がないので、個人で、ということになった。ただ。その融資ということを考えると、どうしても<つなぎ>のことばかり考えてしまう。アートNPOが他のNPOの中で支援を受けるとなると、説明の仕方が変わるかもしれない、と思った。」
- 「金融機関に勤務をしていると、中小企業の社長さんと会うことがある。その支援の仕組みを考えることが多いが、公益財団法人という枠組みでの取り組みはおもしろいと思った。会社として活動に賛同し、支援するというのは難しいから。」
- 山口>ステップの3つは、まず自己評価、続いて第三者評価、そして三段階目が先ほどのピアレビュー。
- アサヒビール芸術文化財団、根本さん。「支援する方々との関係づくりをしていく上で、どうしていくか、時に悩む。」
- 続き。「評価のアウトプットは、たとえば記事にまとめていただいて公開することだけでもいいと思っている。」
- 深尾さん。「いくつかの段階がある。最終的にはピアレビュー(Peer Review)型の訪問調査をしたい。支援を受けようと思ったら、他の団体のことにも関心を持ち、目利きになることが大切、という観点から。」
- 事務局、大澤さん。「団体はどこまで情報を公開するのか?」
- 深尾さん。「2段階。団体については「きょうえん」というサイトを通じて。事業は事業でやっている。なお、助成決定をする、と決めた上で、寄付を集める、ということをしている。だから、トンネル寄付ではないということになる。」
- 「事業指定助成というのは、団体ごと?事業ごと?どう審査をしているのか?」
- メセナ協議会、荻原さん。「助成認定制度を動かしている。プロジェクトをあげていただいて、実現性や公開性を審査して、認定する。そこで優遇措置が働くようにしている。これから公益社団法人に以降していくにあたり、非常におもしろい仕組みだと思った。そこで、質問。」
- 深尾さん。「まだできたばかり。ただ、引き合いが多い。特に、東京に呼ばれることが多い。特にシンクタンク?時折搾取された感じになる…。うまくいったらまねしよう、うまくいかなかったら笑ってやろう、という感じ。」
- 吉本さん。「他の地域でやりたい、というときに、助けてくれる?」
- 深尾さん。「京都に何らかのかたちで還元されればいい。ただ、むしろ、それぞれの地域でできた方がいいと思っている。」
- 中島さん。「すごくいい。京都だけ?」
- 支援してくれそうな人から集めるのは限界。
- お金は、あるところにはある。「税金を払うのはけったくそ悪い」という方が、財産をお持ちの方ほどおっしゃることがある。「税制優遇を受けられるなら、どこでもいい。役所は嫌だ。」という人に、どうそのお金が使われたかをフィードバックできれば、輪がさらに広がるかも。
- 改めて今は「過渡期」である。社会の制度や様式が変わりつつある時代。だからこそ、地域でできることを形にしたい。ノウハウは開示する。ぜひ、それぞれの地域で始まり、広がっていくといい。
- また、金融機関と連携して、つなぎ融資がきちんとできるようにした。血液にあたるお金を地域という身体の中に流していくということ。「餅は餅屋」なので、金利や土地の評価(信託業務等も含む場合)は、金融機関の力を借りることにした。
- もう一つ。今、遺産相続を考えていく中で、行政への財団の「遺贈」が行われることがあった。しかし、自治体もそうした資産を活かしきれないということで、断るケースも出てきた。そうした分野にも取り組んでいきたいと考えた。
- NPOの「道具」として、NPO(公益財団)の事業を使うということ。それぞれのNPOが努力すれば、かならずそこにお金が集まるだろう。これだ、という事業をエントリーをし、そして活動を続ける。そこに支援の輪が広がっていく、という意味において。
- 2000万円くらい必要だったのだが、NPOだから、ということで融資が受けられなかったということがある。そこで、パンフレットにあるように、税制優遇機能のある団体をつくり、指定寄付・助成制度を根付かせたいと考えた。なぜなら、寄付は一つの団体ががんばって伸びないから。
- そこで取り組んだのが、「公益財団法人京都地域創造基金」。きょうとNPOセンターの10周年記念事業で財団を作った。以前、日本初のNPO立のFM局「京都三条ラジオカフェ」を作ったときの経験が、尾をひいていたため。
- あるエピソード。東京のある助成財団からきょうとNPOセンターに電話が入った。「○○という団体を知っていますか?」と。要するに、地域(あるいは地方、と言うべきかもしれない)のことをその団体(ある意味、中央)は知らない。その構造が前提では、解決できないことがあるはず。
- 何か取り組みをして、世の中がよくなっていく、ということであれば、ぜひ、その人を支えていく取り組みもないといけない。きょうとNPOセンターのキャッチコピーの一つに「市民活動を支えるのは市民です」と掲げた。
- 今、過渡期。協働やパートナーシップなどが行政施策の大きな柱になってきている。ただ、怪しい。ぶっちゃけトークをすると、「事業主の行政からの置き換え」でしかない。NPOの研究者の中で原理論者の人には「日本にはNPOがない」と言う人もいる。
- とはいえ、行政は公平、公正なお金の使い方をしなければならない。だから、助成金も、そうならざるを得ない。だから、過度な期待はできない。一方で、民間の支援の仕組みが成熟していない。
- ただ、今、いろんなルールが変わりつつある。たとえば、公益法人改革。明治という、封建制度から近代国家に変わっていくルールが、これまでずっとあった。
- 助成を得る上では、新規性などが問われるが、継続性もある程度大事。新規性ばかりをアピールしていくことも難しい。
- 深尾さんに交代。いろんなところからのお金で、今の仕事ができている。10個くらい、別のお金が、私の活動を、身体を支えてくれている。
- 山口>事業の意義と、組織の価値は、少し説明の仕方が異なるはず。
- 一般論のように聞こえることを、きちんと「私」が追求していくということ。
- 鳥の劇場>演劇が持っている、歴史的な力。通常、こうした活動では、アウトリーチなど、サービスとして認識されやすいもの。二千数百年の歴史をもつ演劇という表現形態が持つ力を提示するということ。社会が忘れてしまった価値を発見する可能性を劇場が持っている、ということ。
- コアバリューについて?
- 質問:助成金を申請する側の価値観は?助成金を出す側への説得力をどう持つか?
- 文化庁の拠点形成の助成をもらっているが、基本的には財団で人件費がまかなわれているというところで事業費を、という前提があるように思う。一方で、鳥の劇場はそうではない。
- それでも、鳥の劇場がラッキーだったのは、シードマネーがあったということ。力のある集団であれば、そこから動くことができる。なので、立ち上げ時期を後押しする制度があれば、日本の文化状況は変わるだろう。
- ワーキングプア状態。200万円以下。将来に向けて希望がないわけではない。しかし、具体的な希望があるわけではない。
- もちろん、そもそも長く続かないとは思ってはいたが、1年半くらい経って、実績もついてきた。少々の蓄えもできてきた。当時はスタッフ4名くらい。10万円づつの給料が払えるくらいだった。何とか2008年を乗り切って、今につながっている。
- 公演の滑り出しはうまくいったが、このままでは続かない、とみんなが思うようになった。助成金を得るためには、実績がない。「またあいつに頼もうか」とも思った。そうしたら、友人が鳥取に来てくれて、「よし」と、1年間、200万円づつ出してくれた。
- ただ、なんともならなかった。どうもだめだ、という感触を銀行から得たときに、駐車場で友人に電話をした。その友人が仕事がうまくいった瞬間だったようで、気前よくお金を借りることができた。そして、9~12月まで(先ほどのは訂正!)公演をした。
- 2006年から活動を始め、9~11月に、3週間づつ、公演をした。場所は見つかったが、レンタルの機材でやっていたら、自由度がきかないし、大変。500~600万円かかる。ただ、商工会議所の会頭に会って「なんとかしましょう」と言われたので、期待をしていた。
- フルタイムでやらないと追いつかないから、フルタイムでやっている。しかも、一人何役も兼ねている。そうしなければ、とにかく回らない。それができるようになったのは、ラッキーなことがあったため。
- 15人がフルタイムで活動しているNPO。財団等ではないので、資金を全部自分たちで集めないといけない。「それはこだわりなんですか」と聞かれる。もちろん、そうあるべきで、そうありたいと思っている。が…。
- 町民ミュージカルなどを20年くらいしていた。すでに関わり始めたときには鳥取市に合併。
- 演劇の魅力はそれだけでない。ヨーロッパのように、一人の価値観が認められ、尊重されるということ。鳥取出身。2006年の年明けに鳥取で場所を探し始めた。その中で、廃校に出会った。旧鹿野町。高校までしか鳥取にいなかったので、この場所は知らなかった。
- 中島さんプレゼン始まる。まず、会場の風景の写真。幼稚園と廃校になった小学校を使って活動。2004年まで東京にいた。劇場が単なる興業の場になっている日本。たとえば、新宿コマ劇場。いかに興業として成立するか、に力点。
- 上田さん。なんで助成金って、こんなに事務が繁雑なの?
- 東京都歴史文化財団から。財団の仕事でNPOの方とタイアップ。取手アートプロジェクトにも関わっている。助成金の時期がかぶっていることに「なぜ」と思う。しめきりがかぶる。下りるタイミングも、全部重なっている。ぜひ、時期の問題を。
- 先ほどの発言は、cocoroomの上田さん。JCDN佐東さん。助成金を扱うということで、具体的な方法論を探ることができれば、と。
- 続き。カフェの運営を行っているのだが、営業行為を行っている以上、自己負担金が必要と言われた。ミッションと、マージンの問題。
- 助成金はいつも悩ましい。スタッフ自身から「やりたいことがあるのに、なぜ、他人のお金を期待するのか」と問われた。アートに、また他者に関わっていく上では、また、生活していく上でも、お金が必要。社会的にも必要だから、公的な機関等からも助成を得ている。
- 助成金の諸問題というタイトルに興味があって参加した。本職が金融関係。利益だけがアートプロジェクトの目的ではないはず。本職とのあいだのとまどい。公的助成の面接が平日だけなのは、社会人でNPOに関わっていると、しんどい。そこに問題があるのでは?
- 中島さんへ。「鳥の劇場を続けていく上での課題」。実名で、吉本さんからw
- 舞鶴の高校で勤務。公共政策の中でNPOがどう根付いているのか、根付いていくのか。通信制の高校では、途中でやめていく生徒もいる。何かヒントが得られれば。
- 後払いの問題。赤煉瓦倶楽部の方。
- 同じ方「昨日のダンスをみていて、何でプロなのに、汗をかくのか。観客に感動を与えるには、自己満足であってはならないはず。何かメッセージがあればいいのだが。」 「昨日も参加しました。映画をつくるなら、エキストラに参加しますと言いました。シナリオも<泡沫候補>を追う映画。
- 「昨日も参加しました。映画をつくるなら、エキストラに参加します、というようなことを言いました。シナリオも<泡沫候補>を追う映画。果たして、芸術というものをどう考えているか、を聞きたい。私は感性問題。しかし、技術がないと、実現できないこと。」
- 「昨日も参加しました。映画をつくるなら、エキストラに参加します、というようなことを言いました。シナリオも<泡沫候補>を追う映画。果たして、芸術というものをどう考えているか、を聞きたい。私は感性問題。しかし、技術がないと、実現できないこと。」
- 質問タイム、始まりました。
- これから分科会Cが始まります。ハッシュタグをつけて、ぜひ、皆さんにもご参加いただければ、と考えてみました。テーマは「公的助成制度の諸問題解決に向けて」です。
(追記:09/11/09)
nposchoolこと應典院の山口さんからご承認頂いたのでこのまま継続してアップしておきます。
山口洋典モノフェチなカタリスト
全国アートNPOフォーラム in 舞鶴