「鍛金」とはなんぞや?
みなさんは「鍛金-たんきん」ということばを聞いたことがありますか?
普通はあんまりないですよね(w)
「鍛金」とは金属をたたいて加工する技法のこと。
現代の鍛金は、伝統工芸的な仕事からアート、デザインに至るまで、さまざまな領域でその先進的な造型を生かしています。
いまからこの『鍛金』について解説していこうと思いますが、
難しいことはさておき、まずは「鍛金」という技法で作られた作品をみてみることにしましょう。
これらの作品は全部、金属を素材として作られたものです。
いわゆるオブジェ・彫刻といわれるような物から、実用的なものまで実に幅広い!!
「金属」に対して皆さんが持っているイメージと比べてみてどうでしょう?
ここに挙げた作品を見てみると、色んな色があって、色んな形があって、 それぞれ色んな雰囲気をもっています。ただ金属と一言で言っても、こんなにもバリエーションに富んだ世界を可能にしてくれます。
こういった金属のアート作品を作り出すのに必要なのが金工技法、金属加工技法なのです。ここではその金工技法、すなわち金属工芸技法の中から私がメインで使っている 鍛金技法についてこれから解説してみたいと思います。
詳しくは次の章で説明しちゃいますが、
鍛金というのは金槌で金属をたたき加工する技法のことです。
そして金工技法というのは金属を加工する技法のことで、鍛金という技法はこの金工技法のなかのひとつなのです。
ちなみに私の作品は以下から見れます。
赤井太郎鍛金作品集