いやぁ、台風すさまじかったですねー!!! 皆さんは無事にやり過ごせたでしょうか?
ご無沙汰してます鍛金アーティストの赤井太郎です!? アーティストなんて名乗ってみたけれど、どうなんでしょう? アーティストってのは、訳のわからん変なことを常に考えてる人でしょ? というのが一般的な世間のイメージなんでしょうか?
また新しい価値を先陣きって創造する。 それがアーティスト像なのでしょうか?
photo credit: freewheeler
私はつまらないアート作品を見るよりも政治や経済のニュースを見ているほうがよほどおもしろいって思う人間。 いま、ネット業界の中では「google」(本社:カリフォルニア州)が圧倒的な覇権をにぎってます。 それこそ目に見えない形で、ハードではなくソフトの力で世界を牛耳り、その向かう先までをもコントロールできる立場にあるといってもまったく過言じゃないでしょう。
それこそ超大国アメリカや世界中に活動の場を広げるテロリストなんかよか、よっぽどおそろしいとさえ言えるのではないでしょうか。
2006年にグーグルが一体どんだけがっぽり儲けたかご存知ですか?
なんと総売上高は対前年比72.8%増の106億491万米ドル!!円換算でおよそ一兆二千億円。。最近のの四半期ごとの売り上げを見る限り、今年の売り上げはこの数字は軽く凌駕するでしょう。ちなみにGoogleの売上高の大半は検索結果のページやパートナーサイト上に表示される広告によるものだそうです。
googleは98年に創業したまだ10年もたっていない会社。以前、日本においてはyahooの方が認知されていたように思われますが、ここ近年のグーグルの打つ手はどれも非常にエキサイティングです。「どこが?」と思われる方は、googleパックをダウンロードして使ってみることをおすすめします。 説明するよりそのほうがはやい。
まるで、スペースシャトルに乗り、その窓から青き地球の姿を眺められるがごとき体験のできるgoogle earth。一体だれが考えつきそして実際にやってのけたのだろうか?しかもそのソフトを販売するわけではなく、無料で配布するのだから。
つい10年前まではまったく考えられなかったビジネスモデル。同社が買収したskypeもしかり。世界中のどこにいる人とでもただで会話が楽しめる。
その独特の企業文化でも、googleには目を見張るものがある。料理人が各国の料理を提供する無料ランチ。従業員のために完備されたフィットネスジムやサウナ。定期開催されるホッケーのイベントなど充実した福利厚生サービス。加えてデスクにはおもちゃなどの遊び道具を持ち込めるらしい。
googleの勢いはとどまることを知らない。 いやITの世界はその進化のスピードが速すぎて全く進む先が予想できない。へたをすると近いうちにただで携帯電話が使えるようになるかもしれない可能性がある。 詳しくは次回の布団に任せますが、そうなってくると、三社寡占を背景に割高な料金ぶんどる日本の携帯キャリアは一気に滅びさるかもしれない。
かれらの動きを見ていると、アーティスティックだ…と思ってしまう。ベースに情報技術の高度化という部分はあるにしろ、実質的に彼らがやってのけているのは、アイデアによるところがほとんどだ。物理的にではなく、ソフトパワーで相手に強い影響力を及ぼし、世界のあり方までをも変えてしまう。
そして、はたから見てると一見わけわからんことしてる様に見える。
これはアートなんじゃなかろうか。。。??