アートとは、夜の街を歩くことの領域にある。

アートとは、夜の街を歩くことの領域にある。

暗がりの中でマッチをするように、
気づかぬうちに視力が落ちて、初めてメガネを作ったときのように、
見てはいたのだけれども、見えてなかったことが最近またひとつ見えた。

got to find a way
Creative Commons License photo credit: Yves.

私は夜の街を歩くのが好きなのだということに
最近気がついた。

それは「暗い」のが好きなわけでも
夜行性だから、なのでもない。

夜の街を歩いていると「歩いている」という実感が得られるからだと思う。

喧騒に支配された真昼の都会を歩いていると
「歩いている」のではなく「歩かされている」ように感じる。

自分の意思ではなく
誰かの操り人形であるかの如く
いや操られていることにすら気づかないで
道を歩いているかのように

朝満員電車に乗って職場に行くのも、
昼の12時になると「お昼ごはん」を食べるのも、
電話をかけて「もしもし」という言うのも
どれもこれもなーんの必然性もない。
「タマタマある条件の下でそうなっただけ」なのに
あたかもそれが当たり前であるかのように思わせる「システム」が
今の世の中をコントロールしている。

自分の時間を生きているのと
「作られた時間」を生きているのと。

実際問題その「時間」の違いを「知る」ことすら難しい。

夜の街を歩くと、そんなある種の「システム」から開放されるのだ。

アートはそんな領域で仕事をする。

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