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当て金作りの実際

金槌もそうですし、道具類は基本的にはすべてそうなんですが、自分で作ります。
理由1:売ってない(笑)
理由2:自分に合ったものでないと使えない。
からです。
ってことでかるーく当て金作りの手順を見てみましょう。
まず材料となる炭素鋼、ここではS45Cと呼ばれる炭素含有量0.45%の材料を高速切断機って機械でちょん切ります。 ちなみにSは鋼(steel)、45Cは炭素鋼のことで含有量が0.45%ってこと。
炭素鋼というのは普通の鉄よりも硬く、焼入れと呼ばれる組成変化が可能な鉄。
この焼入れというのは赤めた炭素鋼を急冷することで硬さを増す方法です。
当て金というのはその上から硬い鉄でできた金槌で数え切れないほど叩かれるのでやっぱり硬さが必要なんですねー。
じゃないとせっかく作った当て金の頭の形が崩れてしまいますから。
上右の写真はコークス炉と呼ばれるコークス、つまり石炭を蒸し焼き(乾留)した燃料を使用する炉。 燃焼時の発熱量が高く、 高温を得ることができるのでこのコークスってやつを使います。
材料の45Cを火にくべて赤めてるトコです。
なんと炉の内部は1500℃!!
って言ってもよくわかんないですね(汗)
夏に当て金作ると、汗が出た瞬間に蒸発し、出た瞬間に蒸発しの繰り返しで服が析出した塩で真っ白になります(マジ)
んで赤くなった鉄をがんがん叩いてカタチを作ります。
ちなみに左の叩いてる若造もオイラ。。 今仲間内で当て金を使うやつってのがほとんどいませんで、いつもは寂しく一人で作ります。 写真は撮影用にだーれかさんが撮ったヤツ。 この時使うのは頭3Kgのハンマー。この大ハンマーでのカタチの荒出しが終わったら、手持ちの小さいハンマーできれいにカタチを作って仕上げていきます。
はーい、形になってきました。
も一度言いますが、いつも一人で作ってまーす
どっかに作りたい人いませんかぁ?
いつでも大歓迎でーす(泣)






