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鍛金+(プラス)

(07.8.13)

このところ、友人の仕事の手伝いをしていました。都内某所のホテルにはいっているレストランの内装の仕事。鉄と銅によるパーテーションやら引き戸やらをつくってました。いわゆる鍛金、鍛造のお仕事です。結構な額の仕事です。

屋外での作業も多く、おかげさまで海にも行っていないのに真っ黒。海に行っていないのに日焼けするっていうことほど残念なことってないですよね?(笑)

フレクション(=プレス機)

事実として鍛金、鍛造の仕事で食っている人というのはほとんどいません。
アイアンワークと呼ばれる西洋の鍛造で、インテリアやらエクステリア製品を制作して生計を立てている方はそこそこいますが、 鍛金の仕事で食ってる人はまぁいません。鍛造という技法は、アイアンワークという方向にもっていくと建築とリンクする仕事になります。そのため結構な額の仕事になります。

しかし鍛金の仕事は未だに、仕事になり得ていません。ある人の話によると、クラフト系も金にならなくなっているとのこと。今年の日本クラフト展の賞金がなくなったのもそのことの現れなのでしょうか?そなたかご存知の方いらっしゃいましたらメールください。

しかし、今回手伝った友人の仕事は単なる鍛造系の仕事とはちょーっと違う。
いわゆるアイアンワークのような仕事とは異なるのです。

なぜ、このような仕事が存在するのか?答えは単純です。
がんがん仕事をとってこれる人物がいるから。

鍛金の仕事によるモノがかっこ悪い、ダサい、つまらない。
というわけではありません。
造形的に見て非常に面白い世界です。
それは金属板からしかできない特異な造形を可能とするから。

でも残念ながらそれは経済と結びついていません。もし鍛金造形が経済(=社会への利益還元)と結びつけば多種多様なビジネス展開が発生してくるでしょう。
そのためには腕の立つ営業の人物が必要不可欠です。元来営業、経営に携わっている実力のあるビジネスマンの方とともに仕事をしていけたらなにかおもしろいことになるんじゃないかなぁ。われわれツクリテにはそれだけのスキルも経験もノウハウもないわけで。

まだ何も手がつけられていないが故に、鍛金という領域は新たなビジネスチャンスになるのでは?と期待をこめた予想です。

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